フーディア

フーディアっていう食べると長時間空腹を抑えられる植物があるらしい。

テレビ番組で、飢えた家族のために父親がフーディアをとりに行くって場面をみて思った。

…ダイエットに使えるなぁって。

フーディアに含まれているP57という成分が
体内にブドウ糖が入ってきたと脳に錯覚させることで満腹中枢を刺激し,
満腹感を感じさせるらしい。
だとしたら食事の代わりにはならないよね。

でもダイエットには最適だよね。

調べてみるとフーディアを使ったダイエットサプリメントはすでにあるようだ。

気軽に買えるなら試してみたいね。
————————
以下めも。

フーディアって何?

フーディア(英語 Hoodia)は,南アフリカ,カラハリ砂漠の奥地に自生する多肉植物です。フーディアは,カラハリ砂漠の先住民が長い間食用にしてきました。長い狩猟期間,ほかに食べ物がほとんどないとき,飢えをしのぐために,フーディアを食べます。とげを取った後,フーディアの中身を食べ,水分を取り入れます。フーディアを食べると,空腹感を抑えるだけでなく,フーディアに含まれる豊富な水分やミネラルが狩猟に必要な力を与えます。それで,フーディアはダイエット食品として最適ではないか,と注目が集まっています。

フーディアの作用は?

フーディアを動物に与えたところ,食欲が減退し,体重が減少したという報告があります。臨床試験によると,フーディアを試した肥満成人は,食事制限もなかったのに,1日の摂取カロリーが1000カロリーも減少しました。ある人々は,フーディアを食べると,20〜30分内に食欲が減るのを感じます。そして,食欲が抑制された状態が数時間続きます。他方,フーディアの作用を感じるまでに,2〜3週間かかる人々もいるようです。英国BBCの記者が興味深い報告をしています。この記者は,カラハリ砂漠の新鮮なフーディアを食べました。ちょうどバナナの半分くらいの大きさでした。味はおいしくなかったものの,その日の夕食と次の日の朝食は食欲が全くなく食べませんでした。次の日の昼食は食べましたが,特に食欲があったわけではなく,満足感もありませんでした。ようやく,フーディアを食べて24時間経過した後に,食欲が戻ったと伝えています。

フーディアの何がいいの?

フーディアに含まれる大切な成分は,P57と呼ばれています。南アフリカ政府機関CSIRは,フーディアだけに含まれるこの成分P57が動物の食欲を減退させることに気づきました。英国ファイトファーム社は,P57を製品化するために,CSIRと独占契約を結び,臨床実験を行いました。19人の肥満男性にP57を服用させた結果,治験者の食物摂取量が著しく抑制されました。結論として,P57は,偽薬と比較すると,明らかに食欲を抑制する作用があると報告されました。ただし,臨床試験の詳細はまだ医学誌に掲載されておらず,今後の発表が待たれます。

P57とは?

英国ファイトファーム社が投資し研究した57番目の製品ということにちなんで,P57と呼ばれています。P57は,脳にブドウ糖が入ってきたと錯覚させることで満腹中枢を刺激し,満腹感を感じさせる成分が含まれています。脳の視床下部にある神経細胞に働きかけ,食欲を抑制する力があります。その力は,ブドウ糖の1万倍ほど強力とされています。

フーディアをどのくらい食べるの?

現時点で,食欲減退のために,フーディアをどれほど摂取する必要があるのか,はっきり分かっていません。フーディアのサプリメントは,20:1のフーディア・エキスを用いるのが普通です。生のフーディアと比較すると,20倍という意味です。たとえば,20:1のフーディア・エキスを 500mg 含むサプリメントは,生のフーディア 10000mg つまり 10g に相当します。

フーディアの副作用は?

ほとんど報告されていません。フーディアは,興奮薬ではありません。いらいらしたり,不安になったりすることはありません。